骨盤の『前傾』『後傾』とは?

ピラティスブログ

Refre’K Pilates & Bodhi Studio インストラクターTommyです。

ピラティスをやっている方には馴染みのある『前傾』『後傾』

これからピラティスを始めよう、姿勢が気になっているから知りたい!という方に

是非知っておいていただきたいです。

 

 

先ず壁にかかと・お尻・肩・後頭部と付けて立ってみて下さい。

腰の後ろのスペースが手の平一枚なら骨盤はニュートラルです。

 

では、『前傾』はどうでしょうか?腰の後ろが手のひら一枚以上空いていたら前傾、骨盤が前に傾いた状態です。

女性に多く、筋肉バランスとしては次の状態です。

◆首・肩周りの筋肉が硬く可動域低下 ◆肋骨が開いている ◆腰のそりが大きい ◆お尻が突き出ている ◆太腿の前側が張る ◆ふくらはぎの筋力低下 ◆足裏は前重心

 

この状態から肩こりや、常に縮まった状態の腰が痛みを引き起こしやすくなります。

 

次に『後傾』はどうでしょうか?腰の後ろが手の平一枚以下なら後傾、骨盤が後ろに傾いた状態です。

男性に多く、筋肉バランスは次の状態です。

◆首・肩周りの筋肉が緩み筋力が低下、猫背に ◆腹部が圧迫されウエストが太くなる ◆股関節の前側が硬い ◆ハムストリングが硬く伸びにくい ◆膝が曲がりO脚に ◆足裏は後重心

 

こちらは常にハムストリングの硬さが腰を引っ張る、腹筋が低下することで腰痛を引き起こしたり、

呼吸が浅くなったりします。

 

どちらに当てはまりましたか??

いずれにしても骨盤の傾きによって身体への負担が引き起こされています。

ニュートラルな骨盤は身体のどこにも負担が無く、快適な毎日を過ごすことが出来ます。

 

先ずは自分の骨盤の状態を知り、『ニュートラルポジションを維持する筋肉』を付けていくのがピラティスです!

ピラティスは筋トレじゃないの?と聞かれることもありますが、解剖学を元に考えられた

綺麗な姿勢を作る、健康な身体を作る効果的なエクササイズです。

また、機能的な身体になることで運動能力を向上させます。

野球のイチロー選手もピラティスを毎日の生活の一部に取り入れていましたね!

 

ご自身の骨盤が気になった方は一度プライベートレッスンを受けてみるのも良いかもしれません。

レッスンのご予約はWEBから受け付けています。

https://pb.refrek.jp

 

次回はピラティス特有の胸式呼吸について書かせていただきます!

 

 

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